首都圏の中学受験を、ゼロから整理する
「中学受験って、そもそも何がどうなっているの?」という方のために、規模と学校の種類、入試の違いを順番に整理します。
まず、規模:5〜6人に1人が受験しています
52,050名
2026年入試の首都圏・私立/国立中学の受験者数(前年比99.5%)
18.06%
受験率。およそ5〜6人に1人が受験しています
もう「特別な家庭だけのもの」ではなく、同じ学年の5〜6人に1人が挑戦している、というのが首都圏の現状です。
目指す学校は、大きく3タイプ
- 私立中学:学校ごとに建学の理念があり、校風・教育内容の幅が広い。4科目または2科目の学力試験が中心で、全国どこからでも併願しやすい。
- 公立中高一貫校:学費は公立水準で安く、6年間一貫の独自カリキュラム。入試は「適性検査」という思考力・記述力型の試験で、私立とは対策方法が異なる。
- 国立大学附属中学:大学の教育学部と連携した実験的・先進的な教育を行う学校が多い。学力検査に加えて、抽選を実施する学校もある。
3タイプを、観点別に比べると
| 観点 | 私立中学 | 公立中高一貫校 | 国立大学附属中学 |
|---|---|---|---|
| 教育方針 | 建学の理念に基づく独自色。校風の幅が広い | 6年間一貫。思考力・表現力の育成を重視 | 大学と連携した実験的・先進的な教育 |
| 費用の目安 | 年間の授業料等でおおよそ90万〜150万円程度(学校差が大きい) | 公立水準。おおよそ年間十数万円程度 | 公立に近い水準。学校納付金等が別途かかる場合も |
| 入試の形式 | 4科目(国算理社)または2科目型の学力試験が中心 | 「適性検査」(作文・資料読解・思考力型)が中心 | 学力検査が中心。抽選を実施する学校もある |
| 倍率・難易度 | 学校により幅が広い(最難関〜中堅まで) | 募集人数が少なく、高倍率になりやすい | 総じて高倍率の傾向 |
| 通学・募集エリア | 全国から通学可能な学校が多い | 都道府県・学区内在住者に限定されることが多い | 大学所在地周辺の学区に限定されることが多い |
| 併願のしやすさ | 受験日程が分かれていて、併願しやすい | 募集校・日程が限られ、併願しにくい傾向 | 受験機会が限られることが多い |
数字や制度は、学校・自治体・年度によって異なります。目安としてご覧のうえ、志望校の最新の募集要項で必ず確認してください。
このサイトの塾選びについて
塾の比較や入塾のしくみは、私立・国立中学の受験を中心にまとめています。公立中高一貫校(適性検査)を目指す場合は、適性検査に対応したコースがある塾を選んでください。たとえば栄光ゼミナールには、小5・小6向けの「公立受検コース」(適性検査対策専用)があります。